音声帯の重要性が強調されることが多いですが、歌が上手くならない理由は、声帯に依存するわけではありません。例えば、呼吸を正常に戻すことが非常に重要です。
声帯は確かに音を出す仕組みの一部ですが、それだけでは豊かな音や音色は生まれません。呼吸が間違っていました。
また、声帯にばかり注意を集中すると、喉に力が入りすぎてしまうことが多いです。呼吸が治れば、人間は、生まれながらに歌える動物だったのです。
今までのボイストレーニングはクラシックで腹式呼吸を奨励していました。腹式呼吸が原因でさらに歌えなくなったのです。理由は腹式呼吸とは、低音で大声で歌うための方法ですから。POPSの高音で小声量で歌うジャンルとは正反対なのです。
ボイストレーニング本でPOPSを練習した人で、上手く成った人はいませんよ。ボイストレーニング本はイタリアオペラですからね。