腹式呼吸は、3つあった

古すぎる「腹式呼吸」が仇に

腹式呼吸は、3つあった

1,腹式呼吸のオリジナルは、インド・ヨガ(紀元前3,000年前)です。2,「お腹を前に張る腹式呼吸」は、イタリアオペラ(ベルカント唱法)が19世紀にヨガからコピーしたものです。3,「逆腹式呼吸」と呼ばれる正反対の方式があります。と言う事は、腹式呼吸は3つあったのです。

たまたま日本は、明治時代にイタリアオペラを輸入して、それからお腹を膨らませるようになったただけです。もし逆腹式呼吸を輸入していたら、あなたもお腹を凹ましていたでしょう。「腹式呼吸が歌の基礎」と言うのは、POPSを知らない音楽大学の出身者が流したデマ(悪気はない)でした。自律神経に良い?じゃー逆腹式呼吸は健康に悪いの?

腹式呼吸は、POPSには関係ありませんでした。POPSで必要な頭部の呼吸を詰まらせるので、歌えなくなっていきます。腹式呼吸に肯定的な人は「自分の仕事か人気」に役立つ人でしょうね。

学校で習った腹式呼吸はコピーだった

世界のオペラは、「イタリアオペラ」と「ドイツオペラ」が2代巨塔なのです。日本はオペラの文化がなかったため、イタリアオペラを輸入しました。だから腹式呼吸が学校の音楽教育で教えられるようになっただけです。簡単に言うと、「国の都合」です。

腹式呼吸は、クラシック音楽や剣道や柔道などの「~道」に関連する古い呼吸法であり、新しく進化していくPOPS昭和50年、キャンディーズの頃から効果がくなっていきました。キャンディーズは腹式呼吸をしていませんよ!だけど芸能スクールで腹式呼吸が教えられる理由は、ボイストレーナーの先生として、アルバイトの音大生が雇いやすいからです。と言うか腹式呼吸を教えれば生徒から月謝を集めやすいでしょう?K-POPや音楽スクールでまだ続いているよね。もう言っても許さるでしょう。

ボイストレーニングの始まり

そしてボイストレーニングとは、「セス・リッグス」というアメリカ人が、クラシックのオペラをボイストレーニングと言い変えて始めたものです。POPSの人じゃなくクラシックの人です。マイケルジャクソンを電話でボイトレしている様子がYouTubeで流れていましたね。ちなみにマイケルは10歳でデビューしているので、歌を習う必要などありませんでした。宣伝の為にお金を積まれたのでしょう。日本でも有名女性シンガーがボイストレーニングを受けていましたね NETFLIX!すでに歌える人でした、プロだった人です。

昔はPOPS系のボイストレーナーの先生もいたでしょう。だけどボイストレーニング本は、実はイタリアオペラの簡単バージョンだったのです。素人の皆さんには、先生が教えているのがイタリアオペラだとは分からなかったよね?ミックスボイスはフランスオペラが始まりで、POPSは関係ありません。2000年頃から、ボイストレーナーが「書き込み掲示板」で広めてしまったものです。「ミックスボイスはオペラの世界でも超マイナーだったので、日本人でフランスオペラを知っている人はめったにいませんでした。」と、2005年頃はWekipediaには書かれていました。

そしてYouTubeの時代です。POPSのメジャーアーティスト達は、ボイストレーニングに興味が無くて発言しない。POPSには発声法など無いから、シンガーはただ否定するだけ(私も含めて)YouTubeで発言するのは人気が欲しい素人のボイストレーナーさん(クラシック系の人達かな)。クラシックの発声法で歌っていると、メジャーアーティス達を勘違いする人達が続出している、今日です。それが病気に関係するとは思ってもいないでしょう。

先生として集めやすいのは、音大出身者で、クラシックの人が多いのです。その時点で初めから歌える人です。「歌えない人」との違いは鼻が通っています。私達「歌えない人は、鼻は詰まっていない」と思い込んでる「未病の人」。歌は呼吸だったのです。「歌い方」なんかじゃありません。だって「歌い方」で「歌が下手な人」を上手くするなんて、ボイストレーニングが始まって以来、出来ていないでしょう!だから「歌が上手くなった」ようなフェイクを使うのです。

NiziU を例に

NiziUのメンバーを例にするのはどうでしょうか?歌が本当に上手いのは、オーディション当時から歌が上手かったミーヒさんです。ミーヒさんレベルで歌えるようになった他のメンバーはいないかもしれません。同じボイトレをしてきているのに。だけど韓国だから鼻水を抜いて歌えるようにしてしまうかも。

ボイトレで歌えない人が歌えるようにはなりません

POPSシンガーを夢みて頑張っている人達は、歌は練習で上手く成るものだと洗脳されてきてしまったのです。POPSとクラシックは正反対なのに、芸能スクールなど、商業的にPOPSは利用されています。私も若いころボイトレ信じてしまったので、歌えなくなってしまいましたよ。だけど音楽プロデューサーになれた時、誰一人も、ボイトレをプロシンガーはやっていなかったのです。アイドル達は、ボイトレを芸能スクールや事務所で受けていたけど、そのお陰で歌がうまくなったのでは無いと言っていました。だから若い皆さんの夢をを助ける為に、クラシックじゃない「POPSの歌が上手く成る方法」を研究してきたのです。

初めから「歌が上手い人」がボイストレーニングを教えるから、歌は上手くなるんだと錯覚したのです。

クラシックの発声法は、楽器のトレーニング法です。人間を楽器の練習法で、歌わせるようにするものでした。あなたは楽器ですか、血が通った人間でしょう?POPSはアーティストの個性を尊重するジャンルです。POPSはクラシックのような型にはまったトレーニングを嫌うジャンルなのです。クラシックは初めから歌が上手い人を楽器のように歌わせるもの。