
ポップスのプロシンガーは「生まれつき歌が上手い人」です。小さい頃から歌が好きで「楽しく歌ってきた」だけの人でした。極端に言えば「歌を練習する概念」が初めから無いです。
皆さんは「歌は音楽の練習」で上手くなれると信じている人です。その考え方はクラシックの人が作り出した概念でした。具体的に言うと、音楽大学に受かるような「始めから歌が上手い人」がオペラ歌手(単一の個性)」を目指すなら、「歌は練習」で上手くなると言えます。
だけどPOPSは、歌は練習で上手くなるものでは無かったのです。皆さんのボイストレーニングに対するイメージは「歌えない人が上手くなる」イメージでは無いですか?POPSは「あなたの個性」を重要視するジャンルです。それは複数の個性です。
単一の個性なオペラ歌手を目指すならボイストレーニング(クラシック・オペラの発声法)で「歌の練習」をしましょう。だけどPOPSは歌えなくなりますよ。型にハマッタ方法では「POPSの面白みがなくなります」。
ボイストレーニングは信用できない
ボイストレーニングとは、「生まれつき歌が上手い人」が、「歌が下手な人」に対し、「オペラの発声法で歌えるようになるかもしれないという夢」を見せる業界です。「ごめんなさい、これが結論です」。曖昧な音楽業界をスッキリさせましょう。
まだ人類は「歌が下手な人を上手くさせる方法」を発見していないのに、「歌が上手くなる方法」が、分かっているかのような言動が目にあまります。現代は「まるでボイストレーニングのお陰で上手くなったか」のような、イメージで人を集めている商売です。違いますよ、「初めから歌が上手い人」だったのです。
ボイストレーニングに反対していたKISS以外に、歌えなかった人が、歌えるようになった証明をあげられたものは、世界でありません。但し、2016年以前と限定します。
私はSony Musicの音楽プロデュサーでした
歌の謎が解けなければ、このまま墓まで持っていこうと考えていましたが、解けたので公開を始めます。
クラシックの人の中には、「クラシック音楽の歌」も「ポップスの歌」も同じだと、自分都合で考える方がいらっしゃるようです。これは初めから「歌が上手い人」に多い過ちでした。と言うか音楽大学が日本の音楽を牽引してきたのが、歌はクラシックの練習では上手くならないものでした。
理由は「未病」が関係しているから。
だけど音楽家が発言したことがまかり通って、いう前提条件は長年くずれなかったのです。ここからはポップス側の意見、元Sony Musicの音楽プロデューサだった私が過ちを解いていきます。昔ボイトレがクラシックだと気づかずにハマって歌えなくなった私です。
指導者(ボイストレーナー)は、健康な呼吸ルートが生きている、日本人では1割ちょっとの人でした。
生徒は「おでこ、ほっぺた」で呼吸感覚のない「未病」の8割以上の人です。
私はこの「ボイトレ」を訂正するべく長い間、研究してきました。若い時にボイトレにはまり「歌えなくなって」しまったからです。睡眠時無呼吸症候群になってしまい「歌えなくなったことが」大変悲しかった覚えがあります。私と同じような経験をPOPSファンにさせたくないと、「歌」の研究をしてきたのです。ボイストレーニングがクラシックの発声法であるかぎり、大きな間違いをしています。
「生徒さんの健康」を守るために、説明しています。
もっと早く研究が終わればよかったのに
クラシックの発声法ではポップスは歌えません
オペラ歌手がポップスを歌えなくなる理由は、クラシックの発声法というものが「歌い方」に特化しているからです。
それに対しポップスは「自由な個性」を尊重します。シンガーが自分自身の個性を自由に表現することが重要なのです。
このようにクラシックとポップスの歌は、その目的や表現方法において正反対で、そのためにジャンルが分かれているのです。
オペラの発声法は「歌が下手な人を上手くさせるもの」では始めからない
一般的にボイトレとは「歌が下手な人」を「上手く歌えるようにするもの」と捉えられています。それなのにクラシックの発声法だったなんてショックでしょう?
何故なら発声法とはオペラ歌手へ矯正するもので「歌えない人を上手くするもの」では始めから無いものです。人類は未だ「歌が下手な人を上手くさせる方法は見つけていなかった」のだから。
人を騙しても設けることが商売だと言う人もいるでしょうから、悪くいっている積りはありません。だけど人の健康に悪いことはされない方が良いと思います。皆さんはどう思いますか?
簡単に言いますと、江戸時代の発声法で、進化していくPOPSを歌えるようにはなりません。
YouTubeの時代
YouTuberが人気ですが、ボイストレーナーさんが発信する「POPSの歌に関する情報」は、「音楽大学で習う発声法の知識」です。簡単に分かりますよ、それぞれの方法に「名前」がついているでしょう!「ミックスボイス、発声練習、ブレスコントロール、ハミング、ピッチトレーニング、腹式呼吸、ファルセット、レゾナンス、高音発声、声帯のウォーミングアップ、ダイナミクス、発声メソッド、etc.」。
このような言葉をPOPSでは使いません。上記の言葉はクラシックの世界の専門用語ですね。ボイストレーナーさんはメジャー音楽業界を知らないため、想像や憧れで「あのアーティストはミックスボイスで歌っている」と、自分の都合で宣伝してしまっているのでしょう。だけど悪気はありません。メジャーを知らない人たちの発言です。
POPSのプロを目指している人だって、メジャー業界にはおいそれと近づけないですよ。それなのに「ジャンルが違う」畑違いのクラシックのボイストレーナーさんが、私達の業界を知っているとは思えません…。
山下達郎氏
ボイストレーニングはあまり信用してないです。個性をなくすから。例えばオペラのベルカントなら、スカラ座の壁を突き破るような声を出すための訓練が要る。でも、僕らはマイクに乗っける声なので、しゃがれ声でもとっちゃん坊やでも、それも個性になる。
ONE OK ROCK TAKAさん
「シラスタ」さんが自分の歌い方を解説しているのを見たTAKAさんは、「俺の歌い方なんて教わってできてるものじゃないからさ、癖じゃん俺の」と発言していました。
本人は他人から歌い方を教わったことがないので、触れてきた音楽に影響を受けた結果、そういう「個性」が出ただけだと言うことです。
これはPOPS側の主張を代表した意見です。
西川貴教さん

発声練習はPOPSでは関係ないですよ。
人間は生まれつき歌える動物だったのです。
歌は練習でうまくなるものではありません。
優里さん
2:30〜 ミックスボイスって何?
2:47〜 俺はミックスボイスがなにか分からないから
2:56〜 地声と裏声の間をミックスボイスって言うんだろ?らしいよ、知らないけど。
19:01〜 俺は(ミックスボイスのこと)正直ぶっちゃけ全然分かんない。
20:37〜 ミックスボイスが今、大事と言われてる世の中だけど、ぶっちゃけ俺マジで分かんないし使えてないと思う。全部地声と裏声だけ。
大森元貴
ボイストレーニングはやってないです。
Adoさん
それからは多くのボカロの歌い手に刺激を受け、「楽しくて何度も何度もずっと歌う」うち、感情を発動させる今の歌い方になった。すべて独学だ。「ボイトレに行ったこともあるけれど続かなかったんです(笑)。身近な人に歌い方を指摘されたこともありましたが、自分の歌い方を貫きました。特に歌詞をありのまま表現したくて、例えば怒っているフレーズなら、がなり声を使ってさらに怒りを表現できる歌い方にしたり」
ボイストレーニングは「?と思うこと」から始まっています。宣伝で使われたマイケルジャクソンは10歳でデビューしていましたし。ボイトレのおかげで上手くなったのではありません。
世界初、歌が上手くなる方法

「歌い方」などではありません。
人間の呼吸ルートに秘密がありました。
原因は「腹式呼吸」です。
以下のぺーじを読んで下さい。