
ポップスとクラシックの決定的な違い
ポップスのプロシンガーは「生まれつき歌が上手い人」です。彼らは幼少期から歌が好きで、「楽しく歌ってきた」だけの人たちであり、「歌を練習する」という概念が初めから存在しません。
一方、一般的な認識では「歌は音楽の練習で上手くなる」と考えられていますが、これはクラシックの概念に由来しています。具体的には、音楽大学に合格するような「初めから歌が上手い人」がオペラ歌手(単一の個性)を目指すために、「歌は練習で上手くなる」と信じるているのです。
しかし、ポップスにおいては「歌は練習で上手くなるものではない」のです。ポップスは「あなたの個性」を最も重視するジャンルであり、それは「複数の個性」が存在する世界です。
ボイストレーニングは信用できない
オペラ歌手を目指すなら、クラシックの発声法を学ぶためにボイストレーニングを受けるべきです。しかし、その方法ではポップスの歌手としての自由な表現が失われる可能性があります。型にはまった発声では、ポップスの面白みがなくなってしまうのです。
ボイストレーニング業界は、「生まれつき歌が上手い人」が「歌が下手な人」に対して、オペラの発声法を用いることで「歌えるようになるかもしれない」という夢を提供するビジネスです。しかし、現実には「歌が下手な人を本当に上手くさせる方法」はまだ発見されていませんでした。
多くのボイストレーニングが、「まるでトレーニングのおかげで上手くなったかのような」誤解を生み出していますが、実際は「初めから歌が上手い人」が成功しているのです。
私はSony Musicの音楽プロデュサーでした
私はSony Musicの音楽プロデューサーとして、長年この問題を研究してきました。私自身、ボイストレーニングにハマってしまい、逆に「歌えなくなる」経験をしました。睡眠時無呼吸症候群になり、歌えなくなったことで非常に悔しい思いをしました。
指導者(ボイストレーナー)の多くは健康な呼吸ルートを持つ、日本人の1割ほどの人たちです。しかし、生徒の約8割以上は「おでこやほっぺた」で呼吸感覚がない「未病」の状態にあるため、ボイストレーニングが逆効果になることがあります。
クラシックの概念が音楽教育を長年支配してきましたが、ポップスの歌い方とは根本的に異なるのです。ポップスの歌を守るために、私はこの研究を続け、ボイストレーニングの誤解を解き明かしています。
「生徒さんの健康」を守るために、正しい情報をお伝えしていきます。
もっと早く研究が終わればよかったのに
クラシックの発声法ではポップスは歌えません
オペラ歌手がポップスを歌えなくなる理由は、クラシックの発声法というものが「歌い方」に特化しているからです。
それに対しポップスは「自由な個性」を尊重します。シンガーが自分自身の個性を自由に表現することが重要なのです。
このようにクラシックとポップスの歌は、その目的や表現方法において正反対で、そのためにジャンルが分かれているのです。
オペラの発声法は「歌が下手な人を上手くさせるもの」では始めからない
一般的にボイトレとは「歌が下手な人」を「上手く歌えるようにするもの」と捉えられています。それなのにクラシックの発声法だったなんてショックでしょう?
何故なら発声法とはオペラ歌手へ矯正するもので「歌えない人を上手くするもの」では始めから無いものです。人類は未だ「歌が下手な人を上手くさせる方法は見つけていなかった」のだから。
人を騙しても設けることが商売だと言う人もいるでしょうから、悪くいっている積りはありません。だけど人の健康に悪いことはされない方が良いと思います。皆さんはどう思いますか?
簡単に言いますと、江戸時代の発声法で、進化していくPOPSを歌えるようにはなりません。
YouTubeの時代
YouTuberが人気ですが、ボイストレーナーさんが発信する「POPSの歌に関する情報」は、「音楽大学で習う発声法の知識」です。簡単に分かりますよ、それぞれの方法に「名前」がついているでしょう!「ミックスボイス、発声練習、ブレスコントロール、ハミング、ピッチトレーニング、腹式呼吸、ファルセット、レゾナンス、高音発声、声帯のウォーミングアップ、ダイナミクス、発声メソッド、etc.」。
このような言葉をPOPSでは使いません。上記の言葉はクラシックの世界の専門用語ですね。ボイストレーナーさんはメジャー音楽業界を知らないため、想像や憧れで「あのアーティストはミックスボイスで歌っている」と、自分の都合で宣伝してしまっているのでしょう。だけど悪気はありません。メジャーを知らない人たちの発言です。
POPSのプロを目指している人だって、メジャー業界にはおいそれと近づけないですよ。それなのに「ジャンルが違う」畑違いのクラシックのボイストレーナーさんが、私達の業界を知っているとは思えません…。
山下達郎氏
ボイストレーニングはあまり信用してないです。個性をなくすから。例えばオペラのベルカントなら、スカラ座の壁を突き破るような声を出すための訓練が要る。でも、僕らはマイクに乗っける声なので、しゃがれ声でもとっちゃん坊やでも、それも個性になる。
ONE OK ROCK TAKAさん
「シラスタ」さんが自分の歌い方を解説しているのを見たTAKAさんは、「俺の歌い方なんて教わってできてるものじゃないからさ、癖じゃん俺の」と発言していました。
本人は他人から歌い方を教わったことがないので、触れてきた音楽に影響を受けた結果、そういう「個性」が出ただけだと言うことです。
これはPOPS側の主張を代表した意見です。
西川貴教さん

発声練習はPOPSでは関係ないですよ。
人間は生まれつき歌える動物だったのです。
歌は練習でうまくなるものではありません。
優里さん
2:30〜 ミックスボイスって何?
2:47〜 俺はミックスボイスがなにか分からないから
2:56〜 地声と裏声の間をミックスボイスって言うんだろ?らしいよ、知らないけど。
19:01〜 俺は(ミックスボイスのこと)正直ぶっちゃけ全然分かんない。
20:37〜 ミックスボイスが今、大事と言われてる世の中だけど、ぶっちゃけ俺マジで分かんないし使えてないと思う。全部地声と裏声だけ。
大森元貴
ボイストレーニングはやってないです。
Adoさん
それからは多くのボカロの歌い手に刺激を受け、「楽しくて何度も何度もずっと歌う」うち、感情を発動させる今の歌い方になった。すべて独学だ。「ボイトレに行ったこともあるけれど続かなかったんです(笑)。身近な人に歌い方を指摘されたこともありましたが、自分の歌い方を貫きました。特に歌詞をありのまま表現したくて、例えば怒っているフレーズなら、がなり声を使ってさらに怒りを表現できる歌い方にしたり」
ボイストレーニングは「?と思うこと」から始まっています。宣伝で使われたマイケルジャクソンは10歳でデビューしていましたし。ボイトレのおかげで上手くなったのではありません。
世界初、歌が上手くなる方法

「歌い方」などではありません。
人間の呼吸ルートに秘密がありました。
原因は「腹式呼吸」です。
以下のぺーじを読んで下さい。