私は元Sony Musicの音楽プロデューサーです。若い頃、「腹式呼吸」に強く惹かれてボイストレーニングにのめり込んだ結果、のちに「睡眠時無呼吸症候群」になってしまいました。
実はこの病気、ちょっとしたことで楽になる可能性があるんです(※薬事法上、断言は避けます)。でも、それに気づかず放置してしまうと、どんどん身体への負担が蓄積され、寿命を縮めてしまうことも…。かつては「持って6年」と言われていたほど深刻な病でした。
「歌えるようになりたい」から始まった研究
私は「歌がうまくなりたい」という一心で、「鼻づまりを治せば歌えるかも?」と考え、呼吸と鼻腔の研究を続けてきました。そこでたどり着いたのが「顔の裏側を洗浄する」という方法。ヒントは“鼻うがい”です。
顔の裏、つまり副鼻腔の洗浄を行うことで、呼吸がスムーズになり、なんと歌まで歌いやすくなったのです!
呼吸の常識を、疑ってみませんか?
人間の呼吸って、口や鼻だけだと思っていませんか? 実は、顔全体──おでこ、ほっぺた、頭部も“呼吸の通り道”なのです。生まれたばかりの赤ちゃんの頭は呼吸でふわふわ動いていますよね?
にもかかわらず、「腹式呼吸」ばかりにこだわる日本のボイストレーニング界。これは、イタリアオペラのベルカント唱法をベースにした発声法であり、健康的な呼吸法ではなかったんです。
人間は頭も呼吸機能でした
POPSとオペラは別物です
私はSony Music時代、多くの新人アーティストを発掘してきました。そんな中で紹介されたボイストレーナーはクラシックの専門家。「POPSもオペラも同じ」と指導する様子に強い違和感を覚えました。
現実には、オペラ歌手がPOPSでヒットを飛ばすことはありません。なぜなら、呼吸や声の使い方がまったく違うからです。にもかかわらず、オペラ式の「腹式呼吸」や「鼻腔共鳴」をPOPSに持ち込んでしまった結果、多くの人が声を壊したり、無呼吸症になったりしています。
日本人の8割が「蓄膿症予備軍」?
NHKの特集でも「日本人の8割以上が副鼻腔炎予備軍」と報じられていました。それだけ、鼻と顔のケアを見逃している人が多いということ。いびきや鼻づまりに気づかず、「歌が下手だ」と誤解している人も多いんです。
「ヒーリング ボイトレ KISS」
私がたどり着いたのが「ヒーリング ボイトレ KISS」です。これは発声指導ではなく、呼吸と顔のケアに特化した方法。歌を教えず、ただ“顔を洗浄”しただけで、歌えるようになった人が出てきたのです。
腹式呼吸を信じてカラオケで頑張ったお父さんたち。今、睡眠時無呼吸症候群で悩んでいませんか? 私もその一人でした。でも、「顔裏洗浄法」で再び歌えるようになりました。
最後に
睡眠時無呼吸症候群は、「ただのいびき」と甘く見てはいけません。けれど、改善のヒントは意外とシンプルなところにあります。「鼻うがい」や「顔の裏の洗浄」で、呼吸の通り道を整えてみませんか?
本来、人間は“歌える構造を持った動物”です。歌えないのは、あなたのせいではありません。体の中にある“詰まり”を、まずは解消してみてください。難病をお持ちの方へもオススメです。
