1. 古典的な発声法の起源 Chat GPT
ミックスボイスの概念が広く認識される以前から、クラシック声楽では声区の統一が重要視されていました。バロックや古典派音楽の時代(17~18世紀)、歌手は胸声、頭声、ファルセットといった声区をスムーズに切り替える技術を必要としていました。この時代の歌唱法は、ベルカント(美しい歌)技法として知られるようになり、特にイタリアで発展しました。
ミックスボイスの始まりはフランスオペラですよ。ミックスボイスはボイストレーナーさん達の間で、はやったものです。どんどん間違った情報が広まったいますね。Chat GPTは世の中の情報からしか答えを導けないので間違ったことを平気でいいます。まるでイタリアオペラとフランスオペラが関係しているように聞こえませんか?
ベルカントのトレーニングでは、声区の境目(ブレイク)を目立たなくすることが重視され、これがミックスボイスの概念に近い技術の萌芽と考えられます。
POPSの人間に訪ねてみて下さい。さっぱり分からないと思います。何故ならPOPSは型・テクニックを嫌うジャンルだからです。ボイストレーニングとはクラシックの発声法ですが。その方法を使うことは、POPSのジャンルで一番重要視される「個性を否定」することとなります。
そしてPOPSシンガーはボイストレーニングはしません。アイドルとシンガーは違います。アイドルは芸能スクールでボイトレ経験はありますが、そのお陰で歌えるようになった人はいません。だって不可能ですもの。
6人の育成中のアイドル達に昔、尋ねたことがあります。ボイトレのお蔭で歌えるようになったの?と。全員、答えはNOでした。はじめから歌えていた子たちでそこから3人デビューしましたよ。
POPSとボイトレはジャンルが違います。ボイトレとはクラシックの発声法なので、POPSとは真逆のものです。
2. 19世紀のオペラと発声の進化
19世紀になると、オペラのスタイルがよりドラマチックになり、大きな劇場でも聞こえる強い声が求められるようになりました。この中で、高音域でも力強さと柔らかさを兼ね備えた発声法が発展していきました。
フランスの作曲家シャルル・グノーやジュール・マスネのようなオペラ作曲家の作品では、繊細さと感情表現が求められたため、胸声と頭声の間を巧みに操作する技術が歌手に求められました。この時代に、現在「ミックスボイス」と呼ばれるような発声技術が意識的に使用され始めたと考えられます。
ミックスボイスはフランスオペラです。世界的に言うとオペラはイタリアとドイツが2台巨頭でフランスオペラはマイナーで殆ど知られていませんでした」とwekipediaで紹介されていました。
1990年代以前はミックスボイスという言葉は一般にはあまり知られておらず、一部の音楽家やトレーナーが大体 1. の意味で稀に使用していた。その後インターネットが広まり、2000年代に入った頃から 2. の用法が特に電子掲示板などで普及した。また、トレーナーの間にもこの用法が増えている。日本に限らず、アメリカでも同じような状況にある。
引用元: ウィキペディア
3. 20世紀の声楽教育とポピュラー音楽の影響
20世紀に入り、ミックスボイスの技術はクラシック音楽からポピュラー音楽やミュージカルの世界にも広がりました。特にミュージカルの歌手は、会話のようなナチュラルな声から高音域の強い声までスムーズに切り替える必要がありました。このため、クラシックとは異なる声区のミックス技術が発展しました。
ボイストレーナーが自分達を正当化しています。昔も今も素人の方が入ってこれるメジャーの世界ではありません。POPSの人達がNOだと言っているのですから。POPSとクラシックは「同じ歌」ではあるけれど、「正反対の歌」なのです。クラシックの方達の都合でボイストレーニング業界はあります。
KISSはPOPSを守ります。
山下達郎
ボイストレーニングはあまり信用してないです。個性をなくすから。例えばオペラのベルカントなら、スカラ座の壁を突き破るような声を出すための訓練が要る。でも、僕らはマイクに乗っける声なので、しゃがれ声でもとっちゃん坊やでも、それも個性になる。
さらに、ポップスやロックの歌手もミックスボイスを用いるようになり、胸声のパワフルさとファルセットの軽さを融合させた独特の音色が広く認識されるようになりました。アーティストとしては、フレディ・マーキュリーやホイットニー・ヒューストンがその好例です。
これは嘘800です。クイーンのフレディーは私が10才の時に「愛にすべてを」を聴いて影響を受けたのですから。もう50年前ですよ。ミックスボイスなどない時代です。ロックファンの間では確か、お城を借りきっててレコーディングされたものだったと思います。当時、残響を拾うために階段の上からギターアンプをおいて、マイクを階段の下において録音したのです。ミックスボイスなど広まっていない時代から、フレディーの歌声は変わりありません。
4. 現代のミックスボイス
今日では、ミックスボイスは多くのジャンルで重要視される技術となっています。YouTubeやSNSなどの普及により、ミックスボイスを教えるボイストレーナーや、技術を解説するコンテンツが世界中で共有されています。
特に声楽教育の現場では、科学的なアプローチを取り入れた発声研究が進み、声帯の動きや共鳴腔(レゾナンス)の使い方がより詳しく解明されつつあります。このような知識の普及が、より効率的なミックスボイスの習得を可能にしています。
メジャーではミックスボイスは流行っていないと思います。なぜならボイストレーニングしていない人の世界ですから。私はボイストレーニングを若いころ信じてしまい、歌えなくなってしまいました。その経験からPOPSの「歌」を研究してきたのです。理由は習う側の生徒さんの健康に悪い可能性があったからです。そしてPOPSのプロを目指している若者を助ける目的です。研究は終わりましたので、世界で初めてPOPSの人間が「根拠を持って」物を言い始めます。ケンカごしではありません。クラシックの方にもPOPSを知って頂きたいからです。自分の素性を明かしておきます。
大昔、Sony Musicの音楽プロデューサーを務めたことがあります。若いころボイストレーニングを受けてしまい歌えなくなった経験がありました。プロの現場で誰もボイトレをしていないことに気づき、POPSのボイトレを研究を始めたのです。歌の研究は終わりました。以下のリンクから読んで下さい。
平山了一