人間の口や鼻から呼吸するという概念が間違っていました。正しい人間の呼吸とは「ほっぺた、おでこ、アゴ」の副鼻腔で呼吸するものだったのです。そして正常な呼吸ができている日本人は1割程度。8割以上の人が出来ていなかったのです。だから歌えなかったのです。
過去の病気と思っていた蓄膿症が、今でも年間1000万人発症しています(急性の蓄のう症=急性副鼻腔炎を含む)。そして、蓄膿症になりやすい人、いわば予備軍はなんと1億人! 鼻水、鼻づまりが蓄膿症に悪化しないようにご注意を!
20年前、NHK「ためしてガッテン」で放送
未病
日本人の8割以上が「未病」でした。実は「腹式呼吸」は、「未病」を悪化させる危険なものと化していたのです。
腹式呼吸とはインド・ヨガがオリジナルでしたが、日本は明治時代にイタリア・オペラから腹式呼吸を輸入しました。なぜかと言うと日本にはオペラという文化が無かったからです。
そのイタリア・オペラが始まったのは1600年代、日本は江戸時代前で公害は無かったと考えるべきです。そんな古い呼吸法を信じてこんでいたのです。
その結果、クラシックの音楽家は腹式呼吸に終始し発声法を広めてきてしまったのでしょう。その理由はクラシックの伝統を大切にする体質にあります。
逆にPOPSは正反対の体質です。日々、進化していきます。そうした場合オペラの発声法をPOPSへそのまま使っているボイストレーニングは、POPSを歌えなくさせる反作用と化していたのです。
輸入した明治時代は公害のない時代だったが…
明治の頃、空気はまだ汚れていなかったでしょう。だけど時代が進んで昭和の時代は公害の待っただ中。だから蓄膿症予備軍が8割以上にもなっていたのです。
元々、腹式呼吸の本物インド・ヨガでは頭部の呼吸の手入れが行われていました。そしてイタリア・オペラでも頭部の呼吸は言われていたのです。
だけど時代の流れとともに、頭部の呼吸を忘れさっていったのです。今は腹式呼吸は単なる「お腹で呼吸する方法」と勘違いされています。
ボイストレーニングは危険です、POPSのBEAMボイトレを行いましょう
ボイストレーニングとはクラシックの発声法です。それを「未病」の生徒さんに指導しているのは危険です。歌えなくするどころか、病気をこじらせてしまうからです。そして結果も出ています。世界中で誰も歌が上手くなっていない。
2016年以前、本当に上手くさせたのは結果を出したのは、KISSのBEAMボイトレだけでした。「歌い方」ではなく「呼吸」を改善してきたからです。
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