今日から、私が長年研究してきた「歌の本当の問題」についてお話しさせてください。
歌がうまくなりたくて練習をする――それってごく普通のことでしたよね。
でも実は、その練習が8割以上の人たちにとって難しい可能性がありました。
2003年、NHK「ためしてガッテン」では
「日本人の8割以上が蓄膿症予備軍」だと放送されていました。
さらにおよそ20年後。
2024年「世界の果てまでイッテQ!」では、イモトさんが韓国で受けた施術で
「人間はいちにちに約2リットルの鼻水を作っていて、その半分は排出されない」と紹介されていました。
その原因は――体の中の炎症だったのです。
副鼻腔炎や鼻づまりによって、知らないうちに呼吸の通り道が塞がれている。
そのまま練習を重ねると、その炎症が悪化し、結果としてもっと歌えなくなる。
でも社会はまだ、その事実に気づいていません。
なぜなら、多くの人が「努力すればなんとかなる」と信じているからです。
算数も国語も音楽も、頑張れば上達すると思っている。
だけど――歌はちょっと違ったのです。
それはどちらかというと「体育」に近い。
努力しても足が速くならなかった経験、ありますよね?
歌も近いかも。どれだけ練習しても上手く歌えない人がいる。
それは努力のせいじゃないんです。
でも多くの人が「自分の努力が足りない」と思い込んでしまう。
無理をして、体の炎症が悪化し、声を失うことすらある。
もうひとつの落とし穴は、音楽の先生が使う曖昧な言葉。
「響かせて」
「支えて」
「気持ちを込めて」
真面目な人ほど、それに振り回されてしまう。
でも人間は楽器じゃない。木や金属ではなく、血が通った動物です。
それなのに、楽器のように正確に鳴らそうとしてしまう――
それがクラシック、声楽の特徴でした。
一方ポップスは“人間らしさや“個性”を大切にする正反対の音楽。
なのに、多くのボイストレーニングはイタリアオペラ=ベルカント唱法をベースに作られている。
このズレに気づかないまま、多くの人が間違った方向へ進んでしまっています。
私もそのひとりでした。
若い頃、ボイストレーニングを受け、
その結果、睡眠時無呼吸症候群になってしまった。
声が出せなくなり、夢だったシンガーも諦めました。
でも、歌が好きだった私は本気で研究を始めたんです。
そして、気づいたんです。
歌えない理由の9割は――「体の炎症」だったと。
そこから生まれたのが
「とうしきこきゅう」という新しい呼吸法です。
最初はポップスを歌うための技術だと思っていました。
でも今では、これは“人間の基礎呼吸”なのではと考えています。
なぜなら、プロのポップスシンガーたちが「ボイトレをしていない」と語っているからです。
私はソニーミュージックの音楽プロデューサーでしたが、
彼らはただ楽しそうに歌っているだけでした。
つまり――歌は練習でうまくなるものではない。
「生まれつき歌がうまい」その理由を、私は突き止めたかった。
この呼吸法は、声を出すことよりも、呼吸を整えること、
そして身体を回復させることを重視しています。
音痴なら簡単なピアノ練習で改善することもある。
でも、それだけじゃ歌えない理由は解決できない。
私がたどり着いた結論――
それは「呼吸機能の炎症を見逃してはいけない」ということ。
努力の前に、まず健康を整えること。
それが、歌えるようになるための第一歩なんです。
世界でポップスを上手く歌う方法は見つかっていませんでした。
今までの発声法はオペラ、クラシックの発声法です。
これから未来の発声法が始まるかもしれません。
それはもうクラシックロックと言われる未来かもしれませんね。
腹式呼吸でついてしまった筋力のクセは、8割以上の人は、呼吸を変えなければとれません。
年齢と共に病気を引き起こすかもしれません。
これは脅しではなく、歌の仕組みを解いてきたから気づいたのです。
この件については、おいおい説明していきます。
ありがとうございました。
今日はここまで。
この話が、どこかで誰かの役に立てば嬉しいです。
これからもいろいろとお話ししていきますので、
ぜひチャンネル登録をお願いします。
